出展者プレゼンテーション 2017年10月13日(金) 11:40-11:55 B会場

医薬品/創薬

東京理科大学

北村 大介

生命医科学研究所 分子生物学研究部門 教授

Bリンパ球細胞の独自培養技術を活用した新規抗腫瘍薬の開発

抗体医薬はがん治療を変革したが、標的であるがん細胞表面抗原の種類が限られる。未知の標的抗原の同定とそれに対する抗体の開発が強く望まれる。がん組織に浸潤するB 細胞(TIBC)や抗体産生細胞は、がん細胞表面抗原または漏出した細胞のがん抗原に応答したB 細胞と考えられ、その数は患者の予後に影響する。正常では免疫寛容が成立しているので、TIBC の認識抗原はがん特異的と予想され、がん患者TIBC由来の抗体 により、がん特異的抗原を同定できる。
私たちはがん組織TiBc を分離・培養してクローン化する技術、更にクローンの抗体産生増強技術を独自開発した。そこで、がん細胞を特異的に認識するTIBCクローンをライブラリーとし、その中から多くの検体に共通して結合し、かつ特定がん種に選択的に結合する抗体の産生クローンを選別する。抗体は完全ヒト型で抗体医薬として期待でき、その抗原は種々の治療標的となる。

このウィンドウを閉じる